「小さな巨人」と呼ばれ、投打で活躍中の中日ドラゴンズ・田中幹也選手。
そんな田中幹也選手を語るうえで、家族の存在は欠かせません。
幼少期からの野球の基盤、大学時代の病気を乗り越える決断、そしてプロとしての挑戦——そのすべてに家族の支えがありました。
この記事では、田中幹也選手の家族構成や支えてきたエピソードについて詳しくまとめていきます。
田中幹也の家族構成は？
田中幹也選手は、父・母・姉の4人家族で育ちました。
4人家族の中でも特に父は野球経験者であり、幼少期のボール遊びや練習を通じて田中選手に大きな影響を与えました。
母は日常生活のサポートや体調管理、そして大学時代に患った難病「潰瘍性大腸炎」の治療をめぐる決断においても寄り添い続けています。
姉についての詳細はあまり公表されていませんが、同じ家庭で育った存在として精神的な支えになっていることは間違いないでしょう。
このように、父・母・姉の3人に囲まれた家庭環境は、田中選手が「全力疾走」「堅実な守備」といったプレースタイルを身につけ、プロ野球の舞台に立つまでに成長するうえで欠かせない基盤だったといえます。
田中選手のプロフィールについては、こちらの記事にまとめています。
田中幹也の両親はどんな人？
父親：東海大相模高校の野球部出身
田中選手の父親は、東海大相模高校で1年生からショートのレギュラーを獲得し、さらに主将も務めた経験のある実力者です。
東海大相模といえば全国屈指の強豪校。
毎年、甲子園やプロに進む選手を多数輩出している名門で、その中で1年からレギュラーを獲得するのは至難の業。
主将を任されるのは、技術だけでなくリーダーシップが評価されていた証拠といえるでしょう。
田中選手が野球を始めるきっかけも、父親とのボール遊びでした。
物心つく前に日課となった父・茂さん（55）とのボール遊び。「ボールは蹴らずに捕るように」。名門・東海大相模高で1年から正遊撃手で主将も務めた父の思い描いた通り、幹也少年は野球にのめり込む。
出典：中日スポーツ
父親がショートを守っていたことは、現在の田中選手がプロでも二遊間を守る選手に成長したことと重なり、親子の繋がりを感じさせます。
田中選手のプレーには「小柄でも守備と俊足で勝負する」という色が強く出ていますが、それはまさに父親から受け継いだ野球観の影響だと言えるでしょう。
koudaiちなみに、中日の小笠原投手（現ナショナルズ）も東海大相模出身なので、田中選手は「先輩」と呼ばれているそうですw
母親：難病克服のためにサポート
大学時代、田中選手は潰瘍性大腸炎を発症し、選手生命を左右しかねない状況に直面しました。
合宿中から体調に異変があり、当初は「ストレスかもしれない」と軽く考えていた田中選手。
しかし症状は悪化し、母親は精密検査を経て「通院ではなく入院すべき」と判断。
本人の希望を押し切ってでも入院させたといいます。
その後、リモートでの3者面談で田中選手はこう意志を示しました。
「野球ができなくなるかもしれないけど、病気を治したい」。昨秋、母・明子さん（53）、医師とリモートでの3者面談に臨んだ田中は、意志を伝えた。投薬治療の継続を勧めた母を制して、大腸全摘出の手術を決めた。
出典：中日スポーツ
母としては複雑な思いもあったはずですが、その決断を尊重し、術後のリハビリや生活を支え続けました。
koudai幹也選手が手術を決断できたのは、お母さんが最後まで寄り添ってくれたからこそだと思います。
陰で支える母の存在が、今の全力プレーにつながっているのではないでしょうか。
田中幹也の姉はどんな人？
田中選手には、お姉さんが一人いることがわかっています。
ただ一般の方のため、職業などの情報はありませんでした。
とはいえ、田中選手が幼少期から野球に打ち込めた背景には、姉を含めた家族全員の協力があったと思われます。
弟姉妹の存在は、時にライバル、時に励ましの存在として影響を与えるもの。
田中選手の前向きな姿勢や明るさには、姉の存在が少なからず影響しているのかもしれません。
家族の存在は大切である（個人的な感想）
田中選手のエピソードを見ても、家族の絆や支えは大切だと思いますよね。
家族は一番の理解者であり、どんな時でも味方でいれくれる存在です。
ただ、家族だからこそ意見が衝突したり、一つのことをきっかけに疎遠になることもあるのではないかと思います。
だからこそ、田中選手が家族と共に困難を乗り越えてきた事実は、本当に貴重で大きな意味があるのだと感じます。
筆者も大人になってから親と衝突して口を聞かない時期がありましたが、晩年になって病気をきっかけに距離が縮まり、葛藤はありましたが最後はわだかまりなく過ごすことができました。
自分が病気になった時も支えてくれるのは親だったので、やはり家族の存在はかけがえのない存在なんだと思います。
まとめ
田中幹也選手の家族構成と支えてきたエピソードについて見てきました。
内容をまとめておきます。
- 家族構成は、父・母・姉の4人家族
- 父は東海大相模で1年生でショートのレギュラーを取り、野球の基礎を伝えた存在
- 母は日常のサポートに加え、潰瘍性大腸炎の難病克服を陰で支えた存在
- 姉の詳細は非公開ながら、精神的な支えとなってきた存在と思われます
このように家族全員のサポートがあったからこそ、田中選手は困難を乗り越え、プロの舞台で輝いています。
これからも家族とファンに支えられながら、さらなる飛躍を遂げていくことでしょう。
koudai「小さな巨人」と呼ばれる田中幹也選手ですが、その背景には家族の存在がありました。
これからも家族とファンに支えられて、さらに飛躍していく姿を応援したいですね！
家族と並んで注目されるプライベートの話題については、こちらの記事をご覧ください。
