【レアな体験談】相撲茶屋アルバイトのメリットとデメリットを紹介

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仕事

相撲茶屋のアルバイトってどう?実際に働いた人の体験談が気になる

こんな疑問に答えます。

世の中にはたくさんのアルバイトがありますが、相撲茶屋のアルバイトはかなりレアな部類に入るのではないでしょうか。

この記事を書いている私は、以前に大相撲名古屋場所で相撲茶屋のアルバイトを経験しました。

楽しい事もキツイ事もありましたが、お祭りのような雰囲気に参加できたのは、今でもいい思い出になっています。

そこで今回は、相撲茶屋のアルバイトで感じたメリット・デメリット、楽しむコツを紹介していこうと思います。

相撲茶屋アルバイトの仕事内容はこんな感じです

相撲茶屋アルバイトの仕事内容をまとめると、以下のような感じでした。

  • 初日の設営と最終日の撤収
  • お弁当とお土産の準備
  • お弁当・飲み物・お土産をお客さんの席まで持っていく
  • お客さんを席まで案内する(慣れてきたら)
  • 17時以降は相撲観戦と掃除

初日から最終日までの仕事を時系列で詳しくご紹介していきます

初日は、簡単なオリエンテーションと設営からスタートします。

この設営が結構キツく、倉庫から座布団を10枚束にして、肩の上に乗せて運んでいきます。

これを何十往復するんですが、座布団ってイメージより重いので、結構体力的にきついです。

2日目からは、朝8時前に集合して、18時30分頃に解散する日々が15日間続きます。

最初の数日は、お弁当・飲み物・お土産の準備と、お客さんの席まで持って行く仕事がメインになります。

席は、正面・向正面・東側・西側と独特な名前が付いているので、まずは席の配置を覚えないといけません。

簡単なマップを渡してもらえるので、最初はマップを見ながら席まで持っていく感じです。

数日経つと、若い衆の人たちからお客さんの席案内を任せてもらえることもあります。

ここまで来ると、ちょっと仕事にも慣れて来たなと実感が湧いてきます。

そのほか、搬入の手伝いや雑用もたまにある感じです。

17時になると、掃除道具を持って18時まで待機になるんですが、この時に相撲を観戦することができました。

結びの一番が終わると、客席に降りていって、ゴミ拾いと座布団を元の位置に並べて業務終了です。

相撲茶屋アルバイトのメリット3つ

私が経験して思う相撲茶屋アルバイトのメリットは、以下の3つです。

  1. 力士を近くで見られたり生で有名人が見られる
  2. 毎日お弁当とおやつがでる
  3. 給料は最終日に手渡しでもらえる

それぞれ体験談を交えて解説していきます。

力士を近くで見られたり生で有名人が見られる

相撲茶屋アルバイトの魅力の一つは、力士を近くで見られることです。

名古屋場所は、体育館の入り口近くにお茶屋さんがあったので、多くの力士の方が目の前を通っていきます。

テレビで見たことのある力士が通ると、みんなテンションが上がっていました。

お土産を運んでいるときに、たまたま横綱の近くを通る時がありましたが、体の大きさとオーラにびっくりしました。

また、お客さんとして来た有名人が、普通にお茶屋さんの前を歩いていたりもします。

私の時は、芸人さんやプロ野球選手が見に来ていました。

テレビやユーチューブで見ている人を生で見られるのは、相撲茶屋アルバイトならでと言えます。

毎日お弁当とおやつがでる

相撲茶屋のアルバイトは、毎日お弁当とおやつを出してくれました。

お弁当は、近くの有名なお店から仕入れているので、中身は日替わりで、味もおいしかったのを覚えています。

また、3時頃になるとおやつを出してくれるので、仕事がひと段落した後の楽しみでした。

名古屋場所は7月だったので、スイカを出してくれる日もあり、まさに真夏の祭典と言った感じでした。

給料は最終日に手渡しでもらえる

給料は、なんと最終日に手渡しでもらえました。

今の時代、給料は振り込みが当たり前なので、封筒でもらえるのはいつもより実感が湧きました。

アルバイトだと、お給料がもらえるのは1ヶ月先だったりすることが多いと思いますが、終わった日にもらえるのはメリットひとつだと思います。

相撲茶屋アルバイトのデメリット3つ

私が相撲茶屋アルバイトで感じたデメリットは、以下の3つです。

  • 上下関係が厳しい
  • 16日間連続なので体力的にきつい
  • 7月なので真夏の暑さがきつかった

それぞれ体験談を交えながら解説していきます。

上下関係が厳しい

相撲の世界は上下関係が厳しいと言われますが、それはお茶屋さんのアルバイトも同じです。

縦社会なので、みんなで和気あいあいというよりは、上下関係がはっきりしている感じです。

仕事はどんどん積極的に聞いて、若い衆の背中を見ながら覚えていく必要があるので、職人さんの世界に近いかもしれません。

いわゆる昭和の名残がある感じなので、最初は少し戸惑うかもしれません。

ただ、数日経てば慣れてくるので、最初の数日を乗り切れるかがポイントになります。

普通にやっていれば気のいい方が多いので、信頼してもらえたらどんどん仕事を任せてくれます。

人として成長できる環境でもあるので、人生経験としても貴重な体験になりますよ。

16日間連続勤務なので体力的にきつい

相撲は15日間開催なので、期間中は毎日出勤することになります。

朝は8時前に集合して、解散は18時30分頃なので、拘束時間は10時間半ぐらいあります。

前日のオリエンテーションと設営を含めると16日連続勤務になるので、体力的にはハードな仕事といえます。

特に土日はめちゃくちゃ忙しいので、7日目から12日目ぐらいが一番の踏ん張りどころになります。

13日目ぐらいになると終わりが見えて来るので、ラストスパートでなんとか乗り切る感じです。

このように、相撲茶屋のアルバイトは体力勝負な面があります。

7月なので真夏の暑さがきつかった

私がアルバイトした名古屋場所は、7月なのでちょうど場所中に梅雨明けする時期でした。

なので、日中は35度を超える日も多く、暑さがかなりきつかったです。

館内もあまり冷房は効いていないので、こまめに水分補給して、熱中症にならないように対策するのも仕事の一部のような感じでした。

ですので、名古屋場所は16日間連続勤務と暑さに耐える体力が必要になります。

相撲茶屋アルバイトを楽しむコツ

16日間連続はなかなかきついので、相撲茶屋アルバイトを楽しむコツ3つをお伝えします。

  • お祭り感覚でスタッフの一員として楽しむ
  • 業界の話を聞いて人生の幅を広げる
  • 短期間で一気に稼ぐと思って16日間集中する

それぞれ解説していきます。

お祭り感覚でスタッフの一員として楽しむ

お茶屋さんの方がおっしゃっていましたが、相撲はお祭りのようなものです。

ですので、お祭りに参加している意識で臨むと仕事が楽しめると思います。

もちろん仕事なので、やるべきことをきちんとやるのは大前提ですが。

上下関係などは厳しいですが、近くで力士が見られたり、会場の雰囲気を生で感じることができるのは貴重な体験です。

はっぴを着て仕事する事はなかなかないので、いい思い出にもなりますよ。

業界の話を聞いて人生の幅を広げる

相撲関係の方と接することができるのも、相撲茶屋アルバイトのいいところです。

相撲の歴史や昔の面白エピソードなど、業界の話を聞くことができるので、人生の幅が広がります。

知り合いに話す時のネタにもなるので、経験しておいて損はないと思います。

短期間で一気に稼ぐと思って16日間集中する

相撲茶屋のアルバイトは16日間連続なので、キツイ反面、短期間で一気に稼ぐことができます。

稼いだら旅行に行ってもいいですし、貯金してもいいですね。

名古屋場所は7月でしたので、私の場合は夏のレジャー資金を稼ぐことができました。

楽しみが待っていれば、16日間連続勤務もなんとか乗り切れるので、バイト後の目標を立てておくといいですよ。

まとめ

私の体験を踏まえて、相撲茶屋アルバイトのメリット・デメリットと楽しむコツを見てきました。

相撲業界に興味がある方やお祭り好きな方は、イベント感覚で楽しめると思います。

上下関係の厳しさや16日間連続勤務など、やり切るには体力とメンタルも重要になります。

レアな経験ができるアルバイトですので、人生経験としてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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