
しまなみ海道サイクリングってどう?初心者でも1日で走り切れるかな?
こんな疑問にお応えします。
しまなみ海道は、瀬戸内海の絶景を見ながら全長70kmのサイクリングが楽しめます。
この記事を書いている私は、サイクリング初心者でしまなみ海道に挑戦して、1日で「尾道→今治」ルート70kmを制覇しました。
本記事では、あまり体力のない私でも走りきれたコツや注意点、しまなみ海道の見どころを紹介していこうと思います。
これからしまなみ海道サイクリングにチャレンジする方は、ぜひ参考にしてくださいね。
【感想】サイクリング初心者が1日でしまなみ海道70km制覇

しまなみ海道70kmを走った感想としては、とにかくキツかったけど達成感は最高でした。
一緒に行った友人は野球をやっているので余裕だと言ってましたが、普段から少し自転車に乗るぐらいの私には、過酷な道のりでした。
ただ、瀬戸内海の絶景を眺めながら走り、途中でコロッケを食べたり、アップダウンの道でフラフラになりながら、走り切った時の達成感は格別でした。
完走後に食べた尾道ラーメンは、達成感からか人生で一番の味がしました。
しまなみ海道サイクリングは、ちょっと自分に限界にチャレンジしてみたい方や、何かを成し遂げて達成感を味わいたい方にはおすすめだと思います。
70kmはなかなか長いので、事前準備と走り切るコツをお伝えしていきますよ!
しまなみ海道70km制覇のための6つの準備とコツ

自転車はレンタサイクルでOK
まず最初に、70kmを走る相棒の自転車ですが、レンタサイクルを利用すればOKです。
サイクリングと言うと、本格的なロードバイクをイメージするかもしませんが、クロスバイクやシティサイクルで十分走れます。
大人は3,000円、子供は1,000円でレンタルできるので、料金的にコスパもいいです。
レンタルする場所は全部で10箇所あるので、尾道スタートなら尾道港で、今治スタートならサンライズ糸山で借りることができます。
ルートを決める
しまなみ海道は、「尾道→今治」ルートと「今治→尾道」ルートがあります。
宿泊先に近い方からスタートしてもOKですし、あえて遠い方から帰ってくるのもOkです。
どちらからスタートしてもコース的に大差はないですが、今治のサンライズ糸山に繋がる来島海峡大橋は約4kmあるので、尾道からいくと最後の最後に試練の上り坂になります。
私は「尾道→今治」ルートで走りましたが、66km走ってヘトヘトの状態で4km登るのはかなりキツかったので、尾道スタートの場合は頭に入れておいた方がいいと思います。
逆に、今治スタートなら下り坂から始まるので、少し楽かもしれません。
休憩スポットを調べておく(モチベーション維持に大切)
1日で70km走るには、何度か休憩が必要になります。
あらかじめ休憩スポットを確認しておけば、次の休憩スポットまで頑張ればいいので、モチベーションの維持もしやすくなります。
特に、ご当地グルメが次の休憩で食べられると思うと、よりパワーが湧いてきます。
次のゴールが見えないと結構メンタル的にきついので、休憩スポットは事前に調べておくといいですよ。
服装:風の抵抗が少ないものを着る
服装は、なるべく体にフィットした風の抵抗が少ないものがベストです。
風の抵抗を受けると、体力を消耗してしまいますので、服装も重要なファクターです。
また、インナーも吸汗速乾の素材だと、汗をかいた時の対策としても有効です。
7時間以上走るので、インナーは1枚ぐらい着替えを持っていってもいいですね。
ズボンに関しては、ジーパンなどは避けて、動きやすいスポーツタイツやハーフパンツがおすすめです。
靴はスニーカーでOKです。
持ち物:リュックに必要最低限のものだけ入れていく
持ち物は、コンパクトなリュックに最低限のものだけ持っていくようにしましょう。
水やモバイルバッテリー、貴重品などがあれば大丈夫です。
日差しが強い場合に備えて、サングラスも持っていくいいかもしれません。
あまり多くの荷物を持っていくと、重さで肩が疲れてしまうので、持ち物はなるべく軽くする方がいいですよ。
サイクリング用のグローブとヒッププロテクターを着用する
私はなるべく体への負担を減らす対策として、サイクリンググローブとヒッププロテクターを着用していきました。
グローブは、転んだ時に手を守ってくれたり、ハンドルの滑りを止める効果があります。
7時間以上ハンドルを握りましたが、グローブを付けていたおかけで、走り終わったあとも、手の疲労はほとんどありませんでした。
また、サドルにずっと座り続けるので、結構お尻が痛くなります。
対策としては、ヒッププロテクターを履いていくと、衝撃を和らげてくれるので、お尻への負担を減らすことができます。
この2つは結構大事なので、準備しておくといいですよ。
初心者がしまなみ海道サイクリングをする上での注意点

初心者がしまなみ海道サイクリングする上での注意点は、以下の2つです。
- スタートは朝7〜8時頃にする
- 最高気温が25度以下の日を選ぶ
それぞれ見ていきましょう。
スタートは朝7〜8時頃にする
サイクリングのスタートは、できるだけ早朝にした方がいいです。
なぜかと言うと、初心者が70km走るには休憩時間を含めると7時間以上かかるため、遅くスタートすると日が暮れてしまうからです。
私は7時半頃に尾道港をスタートして、途中で5,6回休憩しながら、ゴールのサンライズ糸山にたどり着いたのは16時30分頃でした。
5月だったので、少しは日が長くなっていましたが、それでも日没までギリギリといった感じでした。
夜になると途中でリタイアになってしまうので、朝はなるべく早くスタートした方がいいです。
最高気温が25度以下の日を選ぶ
初心者が70km走るなら、最高気温は25度以下の日を選んだ方がいいです。
なぜかと言うと、気温が高いと暑いだけで体力を消耗してしまうからです。
70km走るのはめちゃくちゃ体力が必要ですから、暑さで体力を奪われたらまずゴールするのは不可能です。
私が走った日は、たまたま最高気温が21度だったので、ウインドブレーカーがないとむしろ寒いくらいでした。
だから最後までなんとか走り切れたのかなと思いますので、天気と気温はチェックしておいた方がいいですよ。
しまなみ海道サイクリングの見どころ!グルメや有名人の出身地もある
テレビに何度も紹介されたコロッケ屋さんがめちゃうまい

なんと言っても、グルメは旅の楽しみの一つですよね。
尾道からスタートして1時間ちょっと走ると、2つ目の生口島に「岡哲商店」という有名なコロッケ屋さんがあります。
テレビで何度も紹介されているお店で、価格も安く美味しいので、最初の休憩はここがおすすめです。
ちょうど小腹が空いてくるいいタイミングなので、エネルギー補給にもうってつけです。
有名アーティストの出身地や塩の名産地がある

実は、しまなみ海道の「因島」は、ポルノグラフィティの出身地でもあります。
尾道からスタートすると2つ目が因島で、9kmにも及ぶ起伏の激しい「因島スカイライン」があるサイクリングの難所でもあります。
ファンの方にとってはたまらない場所でしょうが、サイクリング中は結構余裕なくなりますよw
あと、伯方の塩で有名な「伯方島」もあります。
伯方島を走っているときは、ついついあのCMを口ずさんでしまうかもしれませんw
一泊するなら翌日は宮島観光もおすすめ

一泊二日でしまなみ海道に行くなら、1日は宮島観光もおすすめです。
私は1日目にしまなみ海道を走り、翌日は市電に乗って宮島を観光してきました。
シンボルになっている海の中にある大鳥居は、実物で見ると迫力がありました。
干潮の時は、鳥居の目の前まで行けるので、撮影スポットにもなっていました。
あと、牡蠣と穴子が名物なので、ここでもグルメを楽しむことができます。
まとめ
初心者が1日でしまなみ海道70kmを制覇するコツを見てきました。
普段あまり運動しない私でも70km走り切りましたので、本記事のポイントを押さえておけば完走は可能です。
景色やご当地グルメを楽しみながらサイクリングできるのが、しまなみ海道の魅力だと思いますので、準備を万全にしてチャレンジしてみてくださいね。
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