松山晋也投手は2025年シーズン、47セーブを挙げてセ・リーグのセーブ王に輝きました。
そんな松山投手の契約更改が迫り、「年俸がどこまで上がるのか」という点に注目が集まっています。
シーズンを通しての功績を考えれば、1億円超えはもちろん、3倍の可能性も十分あるのではないでしょうか?
また、専属トレーナーと驚きの契約をしていることも話題を呼んでいます。
本記事では、松山投手の予想される年俸、専属トレーナーとの驚きの契約についてまとめてみました。
松山晋也の2025年シーズンの成績

まず最初に、2025年シーズンの松山投手の成績を振り返ってみます。
この年、松山投手はシーズンを通じて53試合に登板し防御率1.54、そして46セーブを記録しました。
特筆すべきは、約1ヶ月のケガによる離脱がありながらもセーブ王のタイトルを獲得した点です。
万全ではないシーズンでの結果だからこそ、その偉業の凄さが一層際立ちますね。
松山晋也の2024年までの年俸推移

松山投手は、2022年育成ドラフト1位で中日に入団しました。
育成契約からのスタートで、まさに“叩き上げ”の存在です。
koudaiセーブ王を獲得するほどの松山投手が「なぜ育成だったのか?」については、こちらの記事でご紹介しています


入団1年目からの松山投手の年俸推移は、以下の通りです。
| 年度 | 年俸 | 前年からの増額 | 成績・タイトル |
| 2025年 | 5,000万 | 3,250万 | 36試合登板、防御率1.27 |
| 2024年 | 1,750万 | 1,450万 | 59試合登板、防御率1.33 最優秀中継ぎ投手 |
| 2023年 | 300万 | – | 53試合登板、46セーブ セ・リーグセーブ王 |
1年目から約5.8倍 → 翌年はさらに約2.9倍と、驚異的な年俸の伸びを見せています。
しかも、成績を見ても2023年は防御率1.27、2024年は防御率1.33と圧巻の安定感を誇り、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。
2025年には新守護神としてセーブ王に輝き、さらなる飛躍を遂げました。
契約更改が今から楽しみですが、年俸はいくらぐらいになるのでしょうか?
松山晋也の予想される年俸は?3倍の可能性もある?


松山投手の現在の推定年俸は5,000万円ですが、契約更改では1億円超えの可能性が高いとみられています。
過去にクローザーとして活躍した選手の例を見ても、大幅な年俸アップが当たり前となっており、松山投手も同様の待遇が予想されます。



過去に年俸が大幅UPしたクローザーの例を見てみましょう
| 選手名 | シーズン成績・活躍 | 年俸推移 | アップ率 |
| ライデル・マルティネス | 2021年:49試合 1勝4敗23S 防御率2.06 | 6,000万 → 2億円(2022年) 3年契約 | 約3.3倍 |
| 藤川球児 | 2005年:80試合 7勝1敗46H 防御率1.36(JFKで優勝に貢献) | 2,200万 → 8,000万(2006年) | 約3.6倍 |
| 松山晋也 | 2025年:47試合 47S (セ・リーグセーブ王) | 5,000万 → 1億〜1.5億? | 約2〜3倍? |
この比較からも分かるように、抑え投手が球界を代表する成績を残した場合、年俸は一気に跳ね上がる傾向にあります。
松山投手も、これまでの実績と守護神としての価値を考えると、来季の契約更改で1億〜1.5億円に到達する可能性は十分あるのではないでしょうか。
松山晋也は年俸について専属トレーナーと驚きの契約をしていた


松山投手は、専属トレーナーと「年俸に比例して変動する契約」を結んでいます。
結果を出せばトレーナーの給料も上がる仕組みで、まさにお互いが“プロ同士”として真剣に向き合っていることがわかります。
「お互い真剣だからです。僕が提案しました。お互いプロの仕事をしたかったんです。でも、頑張って頑張って最後は運に左右されるところもある。運はなるべく野球にとっておきたい。不運はさっぱり忘れます」
出典:中日スポーツ



年俸連動の契約を自分から切り出すところに、ストイックさが伝わってきますね!
松山投手は「持っている全ての運をマウンドで使いたい」と語るほど、努力だけでなく“運”をも意識したコンディション管理にもこだわっています。
ここまで徹底したプロ意識を持っているからこそ、育成から3年でセーブ王を獲得できたのでしょうね。
まとめ
2025年シーズン、松山晋也投手は53試合登板・防御率1.54・46セーブという圧倒的な成績を残し、育成出身からわずか3年でセーブ王へと上り詰めました。
こうした結果を受け、今オフの年俸は大幅アップが確実視されており、1億円を超えるのはほぼ間違いないと思われます。
過去に大幅アップを勝ち取ったクローザーとも遜色ない数字を残しており、3倍近く上がる可能性もあるのではないでしょうか。
さらに松山投手は、年俸に比例して専属トレーナー契約が変動するという独自の仕組みを採用しており、年俸アップはそのままサポート体制の充実にも直結します。
「運は野球に残したい」というストイックな姿勢と、年俸に直結する環境づくりがあったからこそ、短期間で一流クローザーに成長できたと言えるでしょう。
球団が松山投手に対してどんな評価をするのか、契約更改が楽しみですね。








